安全・システム
ロイヤルシェフの惣菜加工工場はHACCP衛生管理基準に基づいた構造となっております。
工場内は、衛生管理を徹底するため「原材料入荷から商品出荷までの流れ」と「作業員の移動方向」が完全に一方通行になるよう配置され、交差汚染を防いでいます。
また、外部→準清潔区域→清潔区域のように各工程ごと隔壁で仕切り、外部からのほこり、カビ、菌、虫の侵入を防いでいます。
製造の流れ
※全ての『食材・人』は交差汚染を防ぐ為、矢印の方向に流れます。
原材料・食材の入荷
業者から到着した原材料・食材は到着時の時刻、及び表面温度を記録します。表面温度の測定には、衛生面の考慮から非接触で温度測定が可能な放射温度計を用いています。
下処理
入荷した原材料・食材の下処理を行います。
シンク・包丁といった調理器具を分けて使用することで、肉や魚などに付着している食中毒原因菌の汚染を予防します。
調理
調理室は食品衛生上、常に室温25℃、湿度80%以下にコントロールされております。
真空調理(*1)・クックチル(*2)を採用し製品の安全性を高めております。
*1 真空調理とは
鮮度管理された食材を生のまま、あるいは予め熱処理をして調味料・調味液と一緒に真空包装し、低温加熱する調理法。 真空包装は内部の酸素を除き、品質劣化と細菌の繁殖を抑えて鮮度を保つ包装。
真空パック中で調理・調味が行われるため、材料の風味や旨味を逃さず均一に調理することが可能である。
また、低温で長時間加熱することにより肉類なども柔らかく仕上げることが出来るなどの利点がある。
*2 クックチルとは
計画的に加熱調理した食品の急速冷却を行い、チルド(0~3℃)状態で低温保存し喫食時間に合せて再加熱する新調理システム。「調理法」ではなく、食品・料理の保存法の一種。
冷風の出る急速冷却機(ブラストチラー)で冷却する「ブラストチラー方式」と、冷却水が循環するタンクにパック詰めした料理を入れ、タンクを回転させながら料理を冷却する「タンブルチラー方式」の2種類に分類される。
検品・梱包
検品室の室温は常に15℃以下となっています。
ソック式空調により室温のムラを無くすと共に埃・細菌の浮遊を抑えます。
金属探知機により金属異物混入を防止します。
配送
管理のしっかりした運送業者に委託しています。